
バイエルン放送音源盤
もう一体何枚目なのか,この「1951年於バイロイト」と冠される盤は数限りなく出ている.オタケンの別マスター盤が決定的かと思いきや,以前フルトヴェングラー・センターが会員向けに配布した音源です.さて音質は確かに明瞭なのですが,今まで流布されたEMI音源といささか演奏に違うところがあります.
中でも最終楽章のコーダは明白に違う.むしろ破綻していないことに疑惑が生じなくもない.どちらかがゲネプロだという話はあながち外れていないのだろう.だが全く同じ部分もあることが,なおさら混乱に拍車をかけている.となると,コーダのアンサンブルが崩壊しているEMI盤が本番かと思われますが,EMIはブルックナーで,つぎはぎをした前科があります.
いいとこ取りして繋いだのなら何故持ちこたえている方をとらなかったのかという疑問ものこります.ただし演奏の勢いとしては崩壊はしていても,EMIの方が「いい演奏」だとは思いますが...
しかしまあこれだけ様々なリマスター盤,別マスター盤,別音源盤が出るのも,この演奏が伝説的な名演の証拠ということなのでしょう.しかしうちにも間違いなく5枚以上あります.なんか思うつぼにはまってる感じがします.
そういえば,中にはテンプレートの変化で気がついた方もいるみたいですが,Silent Networkの支店を開業しました.そちらも併せてよろしくお願いします.

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