探していたものが見つかりました.Brooksの皮サドルで,2006年に限定発売されたピストモデル,B17 SPRINTERです.通常のラインナップにあるNARROWよりもさらに細くなっています(230-130mm).シリアルは65でした.割と若い番号ですね.皮サドルは使ったことのある人間にしか良さがわかりません.さっそく同じBrooksの皮製ツールバッグと,バーテープも手に入れなければ.
写真の状態はすでに2日間,専用のオイルを塗って磨いた状態で.当初より色が落ち着いています.皮サドルはまずこの作業を2~3日続けてから乗り始めます.そして3ヶ月ほど,乗ってはオイルを塗って磨く作業を続けます.そうすることで,ポジションに応じて皮が伸びて,自分のベストポジションにあわせたサドルができあがります.
すでにライディングポジションが決まっているなら3ヶ月.多少座る位置が動く人でも6ヶ月ほどで,完全に自分オリジナルのベストフィット・サドルが完成します.しかし皮サドルは乗り手も選ばれます.ひとつはこまめにメンテナンスを行えること.皮サドルはデリケートなので,乾燥しても,濡れても痛んでしまいます.
そして落ち着いたオトナの走りができること.皮サドルは滑りやすいので,落ち着きのない走りをするひとには向きません.まあいずれにしろ,3ヶ月かけてじっくりサドルを育てる忍耐がなくては皮サドルのオーナーにはなれません.おろしたての頃はまるで板の上に座っているような感じですから.
ただ一度作ってしまえば,手入れを怠らない限り,普通のサドルより長持ちします.あまり長距離ライドには向きませんが,アンティークな雰囲気の街乗りバイクを作るには必須アイテムです.

コメントする