このところクロスバイクの出番がめっきり無くなっていた.理由は単純.重いのである.物理的な重さはもとより,同じ程度のギア比でも全く進まない感じがするのである.それとクロスレシオの悪さによって,非常に乗り心地が悪いのだ.フロントの3枚ギアをうまく使えばいいのだろうが,そのフロントのギアの変更がスムーズに行かないため,変える気にならない.
この機会を利用して,クロスをおしゃれな街乗りにすることにした.どう考えても必要のない上下のギアを切り捨てるには,もともとDeoreの下のランクのコンポだったのを,ロード用のコンポに変えることにした.フロントはロードから外したホローテックIIのコンパクトがあったので流用することとして,リアはロードとしては守備範囲の広い12-25Tに.
ディレイラー他ロード系の部品は105として,フラットバー用のシフターはシリーズ外の部品を使った.実は当初「おしゃれな」ということで,カンパニョーロのVEROCEクラスでまとめ,ホイールもカンパにしてしまおうと考えていたのだが,フレームの格に合わないのと納期がかかるとのことなのでやめてしまった.105でもオーバースペックかもしれないが.
困ったのはホイール.全体的なバランスも合う,MAVICのKYSRIUMエリートの在庫があると言われ,うっかり乗ってしまった.出来上がりはご覧の通り.「おしゃれな街乗り」どころか,ものすごくアグレッシブなバイクになってしまった.
しかしおかげで乗る機会が増えそうだ.乗り心地もロードとまでは行かないが,かなり良くなった.本来街乗りに使用するクロスに何故MTB系のコンポがついているのか,これはよく分からない.カンパなどはCHORUSやVEROCEのクラスにフラットバーロードのシリーズ内部品を用意しているが,むしろシマノに無いフラットバーロードという範疇を持っているヨーロッパのメーカーが,なぜクロスというとMTB系なのだろう.
私見だが,古い町並みの多いヨーロッパでは石畳の道が多くて,街中ではロードは乗りにくいのかもしれない.

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