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2008年06月22日

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街道をゆく - 三浦半島 -

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街道をゆく

司馬遼太郎は,この「街道を行く」のシリーズを43部に渡って書いている.その中には海外の道も含まれているので,自分の住んでいる街や,故郷が取り上げられている方は幸いである.是非その巻を買い求めて読んでいただきたい.私の場合も,幸いなことに司馬氏が冒頭で書いているように,実に小さな半島ながら,その場所柄鎌倉と軍港を擁していたために,一冊に纏められている.

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2008年04月27日

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奉教人の死

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奉教人の死(芥川龍之介)

わたくし本人をご存じの方にはなかなか信じて貰えぬ事ながら,時として負の荷電に心が満たされ,鬱状態が続くことが間々ある.その様なときにはこの短編を読むことが多い.同じ閃輝暗点に悩まされた仲でというわけではないが,芥川のこの短編は,反応が鈍くなる負の状態でも何某かの働きかけを心にしてくれる.

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2008年03月09日

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内藤濯訳 星の王子様

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星の王子様 内藤濯訳

いささか汚い本で恐縮である.1975年に発行された,この本の第39刷である.初版はなんと1953年である.実は本の内容を今更紹介したい訳ではない.2005年に岩波が所有していた翻訳出版権が消失し,様々な新訳が登場した.そのとき問題になった話題の一つが,「星の王子様」という邦題の命名に対する著作権であった.

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2008年01月27日

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米国は松坂をどう評価したか

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日本人が知らない松坂メジャー革命

昨季のメジャーはファンにとって,いろいろな意味でストレスのたまるシーズンだったのではないだろうか.松井は夏だけ,イチローはあと一歩で首位打者を逃した.松坂はというと,もともと日本にいたときも好不調の波があり,負けそうで負けないというピッチングが多かったが,メジャーでは少しでも不調になると打たれるレベルが違う.

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2007年10月27日

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相対論的宇宙論 復刊であります

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相対論的宇宙論 講談社刊

30年前の名著を2003年に復刊した物である.一体いつ廃刊になったのか知らないが,私は中学生くらいの時に読んだ記憶がある.一般大衆は洋の東西を問わずオカルト好きであるが,中高生くらいには徹底的に科学が好きな子供もいるものだ.そう言った科学好きの琴線に触れる本を,講談社のBlue Backsシリーズは多く出していた.

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2007年07月01日

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風車祭(カジマヤー)

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風車祭 池上永一著

沖縄の話である.戦争の話でもなければ,美しい自然の話でもない.生ゴミ入れの生ゴミをあさる怪しいオバァや,6本脚の豚,美女の幽霊という登場人物に翻弄され,6本脚の豚(雌)と「するはめになる(何を?)」気の毒な高校生のお話である.このように書くと如何にもコメディーっぽいが,後半はスペクタクルな...

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2007年05月19日

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生物の保護はなぜ必要か

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生物の保護はなぜ必要か ダイヤモンド社

生物の保護が何故必要か,この答えを子供に教えることはなかなか難しい.いや大人でも正確に理解している人はいないだろう.大人ならば,このように少し難しい本を読んで,自身の脳を鍛えることも悪くはあるまい.当サイトのOldStyleを訪れる人には,この疑問文で検索した結果やってくる人も少なくない.

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2007年04月22日

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競馬の血統学 - サラブレッドの進化と限界 -

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競馬の血統学/吉沢穣治 NHK出版

お笑い芸人が800万もの馬券を当てて,競馬が再び注目を浴びそうな勢いだ.しかし,競馬をただのギャンブルと思ったら大きな間違いだ.競馬は血統のレースである.レースの距離,天候,馬場状態によってそのレースに勝つ馬の予測は,血統を抜きにしては語れない.実は現在のサラブレッドは遡るとたった三頭の種牡馬の血脈に収斂する.競馬の醍醐味はその遺伝子の配合を占う知的な遊びなのである.

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2007年02月10日

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マタイ受難曲を理解するための一冊

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マタイ受難曲 (礒山雅著 東京書籍刊)

マタイ受難曲はバッハの最高傑作であると同時に,西洋音楽の到達点であり,その後の音楽の源流であることは,2月18日2月19日の記事で書いた.しかし音楽として聴いただけでは,マタイ受難曲の本質を理解する事は出来ない.かといって,キリスト者でない私にとって,聖書の記述を「事実」として受け止め,研究している西欧の学者が書いた本は,受け入れにくいものがある.

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2006年12月10日

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オリーブの海

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オリーブの海(白水社)

オリーブ・バーストゥは夏休みに自動車事故で死んだ.ある朝,転校してきたばかりで,目立たず,友達の居なかった彼女の日記の1ページを,彼女の母がマーサに届けに来る.マーサは同級生だったが親しく話した覚えもない.しかし,日記には「マーサと友達になりたい,マーサはクラスでいちばん優しい」と書いてあった.

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2006年11月11日

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センス・オブ・ワンダー - レイチェル・カーソン -

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The Sense of Wonder(R.L.Carson)

レイチェル・カーソンと言えば,環境汚染による被害に対し,最初に警鐘を鳴らした,不朽の名著「沈黙の春」で有名であるが,この本は一歳八ヶ月の小さな甥(実際は姪の息子),ロジャーと過ごした海岸での思い出を書き記したものだ.Sense of Wonderとは,例えば幼い子供の「どうして,なんで」という問い,不思議に思う感受性とでも言えるだろうか.そして同時に,小さな子供の成長に眼を瞠る彼女自身の驚きでもある.

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2006年10月08日

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鼻行類

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鼻行類(思索社刊)(拡大)

- 鼻で歩き,鼻で獲物を捕らえる哺乳類 - ,第二次世界大戦直後,鼻で歩く一群の哺乳類が南太平洋の島々で見つかった.ダーウィン研究所のシュテンプケ教授が解明した驚くべき動物群とその進化の様相.動物学上,今世紀最大の発見.(京都大学教授 川那部浩哉)

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2006年09月29日

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YS-11の国内便完全退役に寄せて

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与那国便最終シーズンのYS-11(拡大)

明日2006年9月30日,沖永良部(15:55)->鹿児島(17:30)[JAC3806便]を持って,YS-11は日本の空から完全に退役する.私が初めてYS-11に乗ったのは,1980年代始めの八丈島便であったと記憶している.ジェット機と違い,プロペラ機特有のふわっとした立ち上がりが大好きだった.

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2006年09月27日

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厄除け詩集 - サヨナラダケガ人生ダ -

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井伏鱒二詩集(岩波)

本のカテゴリーが無いのは我ながら迂闊であった.売れるブログの条件はカテゴリーを絞ることだそうだ.浅く広げるより,「狭く深く」が原則だそうだ.しかしこのブログは「広く深く」なっているような気がしないでもない.兎に角,詩集である.引かないで貰いたい.タイトルの通り,あの「サヨナラダケガ人生ダ」である.

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