ミシンは必要ですか?
ミシンはお持ちですか?いえその前に使えますか?あるいは使いこなせますか?難しい質問では無いでしょうか.ただ使えるだけの人間にとって,ミシンの金額は高く感じます.しかし,ミシンが実行する仕事の完成度は非常に高いですね.例えばほかの工具で,同じような完成度を提供してくれる工具は,ちょっと思いつきません.
しかも使い方に対するマニュアルや,ミシンの表面に書かれた指示の完成度も驚くほど完璧です.でも,そうあなたの頭に浮かぶ疑問が,おそらくすべての人の頭に浮かんでいるのでしょう.「あんな難しい機械」という認識です.
おそらくマニュアルや,表面に記述された指示の的確さは,その一般的な先入観に苦しんだミシン・メーカーの試行錯誤の結果なのでしょう.そして実際に,使ってみると糸さえ正確に通せば,驚くほど正確にこちらの意図する仕事をしてくれます.
布の送りなど,身につけなければならない技術は僅かなものです.それでもなぜこれほど嫌われてしまうのでしょう?裾上げテープなどは,結局水に濡らして,アイロンをかける必要があります.おまけに何度か洗えば,はがれてしまい同じ作業を何度も繰り返さなければなりません.
これほどミシンに対する悪いイメージが擦り込まれているのは,きっと小学校の家庭科のカリキュラムに問題があるのではないでしょうか?私も非常に悪いイメージがあります.テストも普通,課題も遅れずに提出していたのに5段階で2をつけられたことがあります.学年末では4でした.これは単なる好き嫌いとか,そういった類の仕打ちとしか思えません.
この頃から私は師に恵まれていないのがなんとも割り切れません.今現在の料理その他家事の腕前は全くこの教師に負うものではなく,私自身が身につけたものです.何事も先入観にとらわれるのは損だというお話です.