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2008年02月09日

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ATOK2008 - MS日本侵略の最終防衛線 -

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一太郎2008のおまけ

MicrosoftによるYahooの買収がとり沙汰され,ネット界の覇権をかけたGoogleとの争いが注目を集めている.長年IT関連の業務をしてきた者としては,Googleがインターネット上で(特に問題なのが広告収入なのだろうが)覇権を握ろうが,それほど気にしてはいない.むしろこれMicrosoftがOS以外で支配権を持つことの方が不愉快だ.

日本語変換のFEPまでMSに独占されるのはさらに不愉快である.2GBを超えるサイズのファイルを削除できない,Vistaのような間抜けな(クソ)OSを我慢しながら使わなければならないのも,IMEのような日本語の特性を理解していないFEPを使わされるのも,MSの独占のせいだ.

個人的には日本語変換はATOKを使い続けているが,会社のお仕着せPCはOfficeが入っているせいで,IMEを使わざるを得ない.文節の検出精度も悪く,変換候補のセンスも悪い.ワープロ本体としても日本語を使っている限り,実はWordなどより一太郎の方が断然使いやすい.

だから検索において,逆立ちしてもMSがGoogleとYahooに勝てないのは非常に風通しよく感じる状況だった.本当に,これ以上MSに出しゃばってほしくないのである.せっかく「魔法使いの鼻」G氏が一線を退くのだから,MSにIT業界の一線から是非退いてもらいたいのだ.

ちなみにATOK2008は,変換精度がまた良くなったように感じる.広辞苑第6版forATOKも図入りになり,音声データなども追加され,使い勝手が非常に良くなっている.ATOK自体日本語変換において寡占だということもできるが,それはここまでの争いを知らない者の言いようであろう.

先日エルゴソフトがソフト事業を辞めてしまったが,これで本当に変換ソフトはIMEとATOKだけになってしまった.しかし,プレインストールされているためシェアは使いにくいIMEが圧倒的なのだ.VCRのVHSとベータしかり,技術よりも市場占有率.悪貨は良貨を駆逐するのだ.

IMEしか使ったことがない向きには,是非一度ATOKを使ってみてはいかがだろうか.誤変換のストレスはかなり改善すると思うのだが.