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2008年01月27日

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米国は松坂をどう評価したか

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日本人が知らない松坂メジャー革命

昨季のメジャーはファンにとって,いろいろな意味でストレスのたまるシーズンだったのではないだろうか.松井は夏だけ,イチローはあと一歩で首位打者を逃した.松坂はというと,もともと日本にいたときも好不調の波があり,負けそうで負けないというピッチングが多かったが,メジャーでは少しでも不調になると打たれるレベルが違う.

Wカップの松坂の快投や,甲子園時代の印象しかない日本の(大半の)松坂ファン(プロ野球ファンとは一致しない)人々は,「やはりダメか」というような印象だったのではないだろうか.1億ドルという大金が松坂個人に入ったわけではない事は,多くの人が知っている.

しかしそれでも球団が松坂獲得に1億ドルを払ったことには違いない.日米の多くの野球ファン,にわか松坂ファン,にわかMLBファンの注目は否応なしに高い.とはいえチームに対するスタンス,野球に対する思い入れ,野球というゲームに対する知識がかなり違う日米のファンのとらえ方はどう違ったのか.

この本はその疑問に一つの答えをもたらしてくれる.MLBのファン,特にボストンのような「特別」な球団の場合,チームはファンにとって「家族」なのである.松坂に対するある種の「期待はずれ」感は,現地ボストンのファンの方が大きいのだが,日本で「松坂は通用しない」というような報道がされたとき,地元のファンは「日本人は何を言っているんだ」と激怒したそうである.

彼らは外国からやってきて,「米国の流儀」に慣れることの難しさを肌で知っている.多くの市民が実際に移民であり,祖父母の代にさかのぼればその数はもっと多いだろう.結果が出ないことに対する責任は問うが,その努力を否定はしないという微妙な思い入れ.

そんなボストンの野球ファンの気持ちが微妙なタッチで表現された,おもしろい本である.日米の野球を文化論で語るような陳腐な論評でない事を付け加えておこう.選手個人において野球の違いは文化の違いなどではないのである.

「日本人が知らない松坂メジャー革命」
アンドリュー・ゴードン著
篠原一郎訳
朝日新書
ISBN978-4-02-273171-5

2008年01月26日

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バランスWiiボードでGoogle Earthを歩く

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Google Earth散策中(拡大)

既にお試しの方もいるだろう.バランスWiiボードを使って,Google Earthの中を歩くソフトがアップされている.詳細はこちらを参照していただくとして,思いの外インストールの手間もいらず動かすことができたので,インプレッションをお届けしたい.

バランスWiiボードのインターフェースは(私には鬼門の)Bluetoothである.これまでBluetoothではさんざん痛い目に遭っているので,いささか躊躇したのだが,最近は比較的つながるようになったのと,デスクトップにつなぐので電池の心配もないということで試してみた.

まずBluetoothのユニットである.ImpressWatchなどではやエレコムのBT-UD1などで動作確認をしていたようだが,これは高いので,私はPrincetonのPTM-UBT3Sを使用した.やすいのと,筐体が小さいので,バランスWiiボードがつながらなくても,ノートPCで使えると思ったからだ.

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Bluetoothユニット

接続に関しては,あっさりとつながり何の問題も無かった.PCにBluetoothユニットを接続し,バランスWiiボードの電池ボックスにあるSYNCボタンを押しただけで認識された.あとはGoogle Earthを起動してから,WBalanceGEを起動するだけだ.

Google Earthの設定は,「建物の3D表示」をチェックしておくだけである.Google Earthで歩きたい場所を選んで,水平目線になるようにするだけだ.後はバランスWiiボードで足踏みすると進んでいく.バランスWiiボードの出力を解析した作者の努力に敬服する.残念ながら水平目線になったGoogle Earthの表示がセガ・サターン以前くらいのビデオ・ゲーム並の表示品質なので,実際にはどこを歩いても同じようにしか表示されない.

たとえば冒頭に掲載した画像は新宿の都庁前なのだが,とてもそんな印象ではない.むしろ「Camera目線の変更」を行って空中を歩くモードにした方がまだ楽しめる.この作者は体重計ソフトなども作っている.おもしろいかどうかは別にして,このボードを使えばRPGなどでダンジョンを歩き,リモコンで武器を振るうといった,バーチャルなゲームスタイルが実現しそうだ.

もう少し,3Dの表現を磨けばたとえばマンションのバーチャル・モデルルームとか,分譲地の近所をみて歩くようなことにも使えそうだ.リゾート地のプレゼンにも使えそうだ.

Wiiがゲーム機としてどうかは別として,「体を動かして操作する」という新しい操作系はエポックメイキングであると思う.きっと新しいアイデアがどんどん生まれてくるだろう.

2008年01月20日

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バイク・シーズンはいよいよ終末へ

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通常のライドの持ち物(拡大)

例年のことですが,WEBに花粉サイトが立ち上がる2月より,3週間程度早く,私の免疫系は花粉を検知する.今年もすでに先週から目が充血し,鼻腔の奥が腫れ始めている.多少我慢しても1月いっぱいが限界だろう.とりあえず2月の健康診断までなんとか通勤ライドをこなしたいものだ.

にわかライダーが増えている状況で聞くのは,先輩のライダーにおんぶにだっこで平然としているライダーだ.市民のクラブや,ショップの有志で作っているクラブなどのツアーライドに,予備チューブさえ持ってこないライダーが結構いるらしい.当然この手の人は自分でチューブ交換などは思いもよらない.パンクすれば黙って固まっているという話を聞いた.

ここまでひどくなくても,最低限必要な道具と,メンテナンスのスキルがある.パンク修理,チューブ交換が最低限のラインだろう.ほかにはチェーンのトラブルも比較的多い.実はこの手の問題は乗る前のチェックでかなりの確率で回避できるのだが.

さて写真はボトル・ケージに入れている,ツール・ポッドの中身である.タイヤ・レバー,パンク修理キット,フレンチバルブに英式のポンプで空気を入れるためのアダプタ,そしてチューブである.実はこのほかに小さなラジオペンチというかやっとこのようなものと,ポンプを持っている.

やっとこはタイヤに食い込んだガラスや金属を抜くために用意している.指先で抜こうとしても案外手こずるので,あると便利である.ポンプは高圧対応だが,これとは別にさらにCO2のボンベも持っている.これも痛い目にあった教訓から得たものだが.

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タイヤ・レバー3種

教訓から得た,というか経験からいうと,どういう訳かタイヤレバーは一番安いパナソニックのものが私には一番使いやすい.写真左のものは中に鉄の芯が入っていて,それなりに使えるが,真ん中のTOPEAKのものは,私には非常に使いづらい.レバーが丸いことも使いにくさの原因だが,ワイヤーを引っかける部分がスプーン状なのもどうもしっくりこない.

こういう使い勝手も含め,道具は持っているだけでは役に立たない.他人に迷惑をかけないように最低限のメンテナンス・スキルは身につけたいものだ.

2008年01月13日

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黄金のトランペット - デル・モナコ -

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レオンカヴァッロ/道化師 (NHK)

昨年パヴァロッティの死去が大きく報じられた.奇しくもそのパヴァロッティがイタリアでデビューした1961年,日本ではデル・モナコのオペラ公演が行われていた.当時は引っ越し公演など思いもよらない時代で,数人の歌手と合唱団が来日し,NHK交響楽団と三期会などが演奏を行った.ずいぶんと評判を呼んだ公演だったようだ.

実はこの映像は私のオペラ体験における原体験と呼べるものだ.1982年にデル・モナコが死去したときに,NHKのニュース映像で,まさにこの映像で「衣装を着けろ」が放映された.美しいテノールの歌声と,苦悩の演技があいまって,肌が粟立つほどの感動を覚えた.

パヴァロッティの「衣装を着けろ」と比べると,デル・モナコの歌はよりエモーショナルなのに,表現にしつこさというか「濃さ」が無く,むしろ聴きやすく感じる.イタリアにおける評価も,声量も,モナコはそれほどではない.60年代はイタリア本土ではオペラがやや沈滞気味だったようで,このNHKの映像がLDで販売されると,イタリアでデル・モナコの再評価が行われたほどだ.

パヴァロッティは若い頃はともかく,米国に渡ってレヴァイン/メトロポリタンと公演するようになってからは,実にくどくて,脂ぎった歌になり,「おなかいっぱい」な感じがしてしまう.その点古くはあってもモナコは伊達者らしい切れの良さを持っていた.

こういった40年,50年以上も前の映像や録音を聴いて「大時代的」などと評価する人がいるが,これは的外れな評価と言わざるを得ない.そういう演奏が当時のスタイルなのだ.時代背景や時代考証を考えないで聴く人間にこういう演奏の良さは理解できないだろう.

マリア・カラスもそうだが,やはりオペラは「声」や「歌の上手さ」だけでは無い,「見た目の良さ」がものを言うと思う.このレオン・カヴァヴァッロの道化師は当時「黄金のトランペット」と評された,デル・モナコの美声を堪能できる,貴重な映像である.

レオンカヴァッロ/歌劇:「道化師」
NHKソフトウェア/キング・レコード
KIBM-1015

2008年01月12日

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チキン・ラーメンでお肌すべすべ

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チキン・ラーメン

Wii Fitボードに太っているなどと言われるのは癪に障るので,食が細くなったか本当に体重が落ちてきた.これは所謂体重計ダイエット効果かと思われる.要するに毎日体重を量るとそれだけでダイエット効果が出るという,いわゆるプラシボ効果の一種だ.それとは別にこのところ身も心も乾き気味で,かさかさとしている.

コラーゲンを摂れば肌もしっとりするだろうということで,本日はチキン・ラーメンです.チキンコンソメの取り方は以前紹介したとおりだが,今日はガラに加えて手羽先も使ってスープを作る.

焼き色をつけたガラと,手羽先を2時間ほど煮込み,その後1時間ほど寝かせる.手羽はここで取り出し,グリルで焼き色をつける.

スープは必要な分を鍋に取り,これで鰹だしをとる.塩を加えて暖める.具は適当に野菜を炒め,麺をゆでたら,スープをかけて具をのせ焼いた手羽先をのせてできあがり.実に簡単だ.しかも残りのスープで夜は鳥の水炊きにし,さらに残りはカレーを作ると鳥ガラスープで三日はメニューに困らない.

手羽はよく知られたコラーゲン食材なので,このスープでよく鶏肉を煮ると,鶏肉がしっとりします.よく煮てから,一度休ませて味を煮含めましょう.これは野菜の煮物と同じです.

2008年01月06日

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Vista起動時にデフォルトでNumLockがON?

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新PCのケース

正月中にいまいちな体調を押してなんとかくみ上げた新PC.しかし未だVistaに慣れていない.とういうかどうにも気にくわないことが多い.かといってすべての設定をレガシースタイルにするのも気にくわない.そもそもデフォルトの環境に慣れていないと,誰かに聞かれた時に答えられなくなってしまう.そういう面で頼りにされることも多いので,むげに切り捨てることもままならない.

一番気に入らないのはフォルダ名が仮想化されていることだ.これは従来のスタイルに変更してしまおうかと考え中.もう一つは起動時にNumLockがかかることである.これは環境にも依るのだろうが,どうやらこれで困っている人がたくさんいるらしい(CapsLockが掛かってしまう人もいるようだ).

で,いろいろレジストリを探した結果,NumLockの解決はなんとか.いろいろなWebSiteで取り上げられているようなので(自分もさっさと検索すべきだった),そちらを見てもらってもよいのだが,ここを訪れた人に気の毒なので,説明しておこう.

まず「ファイル名を指定して実行」を起動する.これはスタートメニュー?のアクセサリの中にある.そしてregeditを起動する.HKEY_USERS → .DEFAULT → Control Panel → Keyboardと降りていって,InitialKeyboardIndicatorsを見ると「2147483648」と記述されている.これを「0」にして,Vistaを再起動すると起動時にNumLockが入らなくなる.

それにしても,何でこうなのだろう.よくもこんな嫌がらせを考えつくものだ.この陥穽に落ちるのは,英語キーボードでテンキーレスの環境の人だろうと思う.多分国も住宅環境も広い米国で,コンパクト・キーボードなど使っている人はいないので,最初からNumLockが入った方がよいのだろう.

そういえばかつてNT時代には,起動時にNumLockを入れるためにBiosの設定をした覚えがあるが,レジストリで変えなければならないのはひどすぎる.こんな大きなお世話の機能を載せる暇があったら,ほかにすることがあるだろう.などとつっこまずにはいられない.

2008年01月02日

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新PCの組み立て

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新PCの内部(拡大)

改めて現行PCの組み立て時期を確認したら2003年の7月であった.4年半はこれまでで最長の稼働と思われる.それは多少の問題が出てもやむを得ないと言えるかも知れない.PCの組み立てそのものが好きなわけではないので,先送りにしていたが,さすがに重い腰を上げた.

マザーはGigabyteのGA-X38-DS4を発売日の翌日に購入したものだ.買ったはいいが,よく見るとExtremeのロゴが無い.いささか不安になったが,いろいろネットで見ると対応しているらしいので安心した.HDDを始め,スピンドルはすべてSATAにした.起動用に160G,データ用に360GのHDDを用意.ディスクはBlu-ray対応の,IOデータBRD-SM4B.

いざ起動の段になって,BIOSを設定する時にAHCIモードにしようとしたらどうにもうまくいかない.最初AHCIを設定して,SATAネイティブをEnableにすると,HDDは認識できるものの,ディスクが不正だと言われた.AHCIをEnableでSATAネイティブをDisableにしたとき,良いところまで行ったのだが,CD/DVDのドライバが無いと言われ,SATAのドライバかと思ったのだが,うまくいかなかった.おそらくBRD-SM4BがAHCIに対応していないのではないだろうか(確証は無いが).

結局AHCIをDisableにして,SATAポートのネイティブをEnableにすることでVistaのインストールが完了した.もう一度AHCIにトライしようと思ったが,今度はAHCIをEnableにするとCDブートが出来なくなってしまった.おそらくHDDをフォーマットしないと無理そうである.これ以上OSのインストールに時間をかけるのもうっとうしいので現状で手を打つことにした.

Vistaになってインストールは簡単になったなどと言われているが,どうもSATA関連のインストールや,X38チップセット周りの機能を使おうとすると,NTの昔に戻ったような感が否めない.

さらに最悪なのはVistaそのものの操作だ.XPはMy Documentsフォルダを丸ごと移動できた.ところがVistaはそれが出来ない.Usersフォルダ内に,アカウント名のフォルダが作成されるのだが,これを丸ごと移動する手段は用意されていない上,インストール時(アカウント設定時)にロケーションを設定する事も出来ない.唯一可能なのは,アカウント名フォルダ内のアドレスやミュージックといったフォルダを個別に移動する事だ.

おまけに物理フォルダ名がそのままでは表示されない上,うかつに移動すると元の場所に仮想フォルダが作成され,そこから間接的に異動先を参照するという間抜けな事が起きる.更にデータ用にインストールしたHDDのフォーマットをするためにディスク管理を起動するのに15分も探してしまった.OSやハードの設定関連のメニューがことごとく隠蔽されているのだ.

ようするにお仕着せでそのまま使うには便利だが,いろいろカスタマイズしようと思ってもそうは行かないということらしい.いささか気が重くなってきた.

2008年01月01日

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2008年初日の出Ride

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2008年初日の出(拡大)

一年の計は元旦にありという事で,初日の出Rideに行ってきました.トラックは居ないだろうと思う反面,人出はどうかと思いましたが,散歩のご老人はいつもより少なめ.寒いですから...ただし,自転車のショップツアーのような感じで,おそらく江ノ島あたりに初日の出を見に行ったらしく,江ノ島方面から来る自転車の群れが.

それと境川近辺の中学あたりでなにかイベントがあったようで,これも子供の自転車の群れ...どちらもバッドマナーの典型.いささかうんざりしながら,私の方は江ノ島までは行かずに途中で初日の出を拝んで,いつものように一国まで行って帰ってきました.

最後の3kmくらいがどういう訳か季節外れの向かい風(南風).思わず足が止まってしまいました.少々私に似合わず不眠気味の年の瀬を迎えていたので,体力的にもいささかきついものがありました.どうもいろいろ負のことばかりを考えてちょっと鬱気味なので,体を動かした方がいいと思ったのですが.

いずれにしろ雲一つ無い晴天で,往路はほとんど風もなく.絶好のBike日和でした.走り始めこそ気温が2℃でしたが,次第に気温も上がり,足先以外は寒さを感じずにすみました.

まだ新しいロードで60km超の「行って来い」は難しいようです.もっとも今日は江ノ島近辺は混雑していたでしょうから,行かずに正解かもしれませんが.数年越しの初日の出Ride計画がようやく実現したので,良い新年が迎えられたと言えるでしょう.

本日の走行距離47.13km,走行時間2時間02分でした.