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2007年10月28日

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Camomile 藤田恵美

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Camomile / Emi Fujita

逆輸入なのだそうである.勝手な物で,藤田恵美本人はそんな風には思っていないだろう.香港,台湾,韓国でなぜかCDが大ヒットを続け,そのご褒美?で国内でSACDによるベスト盤の企画が出たらしい.そんな記事を読んで「持っていたはずだ」と思い探してみると,無事Camomile三部作が出てきた.2001年のCamomile,2003年のCamomile Blend,2006年のCamomile Classicsである.

私はリラックスアイテムとなるお気に入りの女性ヴォーカルが何人か居る.白鳥英美子,おおたか静流,鈴木重子どは特に好きだ.他にFried PrideのShihoや平原綾香なども嫌いではないのだが,やや声を作りすぎている感じがしてきて,あまり聴かなくなってきた.そういうタイプで残念なのが小柳ゆきである.もう歌い方と声を作りすぎてせっかくの魅力的な声が台無しである.

白鳥英美子は言わずと知れたトワエモアのヴォーカル,といっても判らないかも知れない.おおかた静流は花をカバーして有名になったが,AppleのCMで使われた「林檎の木の下で」もヒットした.鈴木重子も国内よりニューヨークのジャズ・バーでの方が有名かも知れない.

これに藤田恵美を加えた4人のCDは夜寝る前に良く聞いている.好きなパターンとしては,微妙なハスキーボイスか,逆に透明感のある声のどちらかである.白鳥と藤田恵美はこの透明感のある声に分類される.白鳥英美子のアルバム「Amazing Grace」なども素晴らしいので,所謂ヒーリング系の好きな方は聴いてみると良い.もっとも現在は手に入りにくいかも知れない.

Camomileは何とも言えない脱力系の音作りと,澄んだ音色が気持ちを落ち着かせてくれる.そう言う意味でSACD化は楽しみである.

camomile / 藤田恵美
PONY CANYON
PCCA-01603

2007年10月27日

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相対論的宇宙論 復刊であります

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相対論的宇宙論 講談社刊

30年前の名著を2003年に復刊した物である.一体いつ廃刊になったのか知らないが,私は中学生くらいの時に読んだ記憶がある.一般大衆は洋の東西を問わずオカルト好きであるが,中高生くらいには徹底的に科学が好きな子供もいるものだ.そう言った科学好きの琴線に触れる本を,講談社のBlue Backsシリーズは多く出していた.

今やこの手の本は売れないようだ.何しろ高校生の年間読書数が数冊というご時世である.ましてこのように小難しい本が売れようとは思えない.かつてこの本に触発され,SFまんがを書き始めたのが松本零士氏である.その縁でこの復刊本では挿絵を描いている.

今時の中高生は,男女を問わず占いや心理テストなどのサブカルチャー的なものを信じている割合が多いそうだ.話は逸れるが,心理学は「科学」ではない.なぜなら実証する術がないからである.従って寧ろ哲学などの人文系の範疇に入る.

「Tシャツを着るときに先に頭を通す人は,依頼心が強くマザコンである」などと,荒唐無稽な本を書く学者が存在する学問が,私には理解できない.先に腕を通そうが頭を通そうが,そんなことが人格的な表現であるはずがない.但し,行動心理学など,個として無意識な集団の意識についての研究は,実証的な物なので「科学」と言える.従って分類的にも「行動科学」と,「科学」という言葉が使われている.

こういった心理テストは統計ですらない.言った人間がそう推察しているに過ぎない.なぜなら,マザコンであるという定義すら明確でないからである.100人にアンケートした結果,頭から通した人の60%がマザコンでした,と言ったところで,それを証明することはできない.親孝行で母親に優しい人と,マザコンをどのように区別するというのだろう.

さて,相対的宇宙論だ.この本が廃刊になった理由は,発行当時から理論が覆ったり,やや最新の理論と外れることが出てきたかららしい.数学の世界でもポアンカレ予想が証明されてしまったり,科学の世界の進歩はめざましい.

些か季節外れの台風に降り籠められた日には,こんな本を読みながら宇宙に想いを馳せるのもおつなものだ.

新装版 相対論的宇宙論
佐藤文隆,松田卓也著
講談社 Blue Backs
ISBN4-06-257425-X

2007年10月20日

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EROICAの名演

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Mravinsky / Beethoven : Symphony No.3 "EROICA"

ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」.この曲は交響曲というジャンルにおける巨大な分水嶺となっている.この曲以前とこの曲以降で,交響曲は大きく姿を変えている.それは曲の規模,型式,オーケストラの配置や,楽器の構成にまで及ぶ.バッハ,ハイドン,モーツァルトに至る黎明期を経て,交響曲は大きく変貌を遂げたのである.

曲のすばらしさをいまさら云々しても仕方がない.しかし,もし初めて聴いたエロイカがこのCDだったなら,それは気の毒なことである.言わずと知れたムラヴィンスキーとレニングラード・フィル(現サンクトペテルスブルク・フィル)の白熱の演奏である.

これがこの曲の王道かと言えば,やはりフルトヴェングラーなどがやはり正統派なのであろう.しかし,すさまじい推進力とキレのある演奏は爽快で,かつ手に汗握るような緊張感がたまらない.幾多のエロイカの演奏を聴き,いまだこの録音を聴いていないなら,是非お勧めしたい演奏だ.勿論好き嫌いは有るかも知れないが,そのような好悪とは別次元の凄みは感じてもらえるだろう.

改めて見てみると,カラヤン,ベーム,ヴァント,朝比奈それぞれ複数の録音があり,さらに何人かのCDもある.我が家のCDの中で,同じ曲の録音で最も枚数が多いのはこの曲に違いない.

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朝比奈/新日本フィル

そして何よりエロイカの録音で外せないのは,朝比奈/新日本フィルによる,1988年からの一回目のチクルスにおける演奏である.1989年2月,昭和の終焉を告げる「葬送行進曲」は,朝比奈自身生涯最高の演奏と呼ぶものになった.敬愛した昭和天皇を悼む切々たる悲哀の中に,明治生まれらしい決然たる別れを描き素晴らしい演奏となった.

実はこの演奏こそ私が朝比奈を聴くようになったきっかけなのである.実は実際には聴いていないのだが,新聞各紙で絶賛され,慌ててその後のチケット求めやっと第5を聴くことが出来たという,思い出にのこる演奏なのだ.フォンテックの録音は平板で,まるでモノラルのような感じがするが,雰囲気を感じるには充分だろう.第九の時もこの興奮が聴衆の中に残っているようで,この時のチクルスは本当に素晴らしい物になった.

ここに紹介した録音は奇しくも対極に位置する二枚のようであるが,何度も言うように音楽に一つの解など無い.

Evgeni Mravinsky / Leningrado Philharmonic 1968.10.31 VDC-25032
朝比奈隆 / 新日本フィルハーモニック 1989.2.5 FOCD9001/7

2007年10月13日

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チキン・カレーでTrue Foodリベンジ

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チキン・カレー

昨年9月30日にTrue Foodにチャレンジしたが,手を抜いて市販のコンソメを使ったため敢えなく撃沈した.今回は簡単に自家製コンソメを作って,かつ油を全く加えないカレーを作る事に.油はコンソメを作るための鶏ガラと,具の手羽元の油しか使わない.更に野菜以外に余計な調味料も一切加えずに,ヘルシーなカレーを作ろう.

世の中のグルメ番組で紹介されるカレーを見ていつも暗澹たる気持ちになっていた.何故かと云えば混ぜ物が多いのだ.ルーを作るために,果物,タマネギ,ヨーグルト,蜂蜜,ウスターソース,ケチャップから,それこそ様々な物を入れている.

私に云わせればこれは「生ゴミカレー」だ.要するに旨味成分はイノシン酸やグルタミン酸であり,これらをどのようにコントロールするかが,「おいしさ(旨味)の管理」である.さらにここに「香味の管理」が出来れば料理は美味しくなる.しかし,あまりに多くの旨味や香味を重ねるとそれは雑味になる.

臭いもそうで,良く香水の作成で説明されることだが,人間が「良い香り」と感じる臭いを3つ以上組み合わせると悪臭になる.生ゴミの臭いは,腐敗臭だけでなく,実は様々な食材の臭いが重なる結果,悪臭になるそうだ.

今回のカレーは食材はチキン,タマネギ,トマト,にんにく,セロリ,具としてジャガイモとにんじん.他には香辛料とローリエ,旨味の追加として鰹節少々.これだけである.

材料
1.タマネギ 中3個
2.トマト 中3個
3.にんにく 一玉
4.セロリ 一本
5.粒胡椒,ローリエ少々
6.にんじん 一本 食べやすい大きさに切っておく
7.ジャガイモ 2~3個 同様
8.鶏ガラ 小一匹分
9.鶏手羽元 5~6本

まず両手鍋Aと,寸胴Bを用意する.Aは完成したカレーを作る鍋,Bはコンソメの作成に使う.さらにコンソメ作成に使った野菜はルーと具に使うので無駄にならない.

1.鶏ガラを水洗いして,オーブンで表面に焦げ目を付けるくらいに焼く.
2.寸胴に水2Lを入れ,タマネギ,にんにく,にんじん,ジャガイモ,セロリ,粒胡椒,ローリエを煮る.
  この時大きく沸騰させないように注意.こまめにアクをとる.
3.野菜が煮えたら,全て取り出す.
4.トマトはへたを取って,皮ごとフードプロセッサにかけ,鍋Aに.
5.セロリ,タマネギ,にんにくも同様にフードプロセッサにかけ,鍋Aに.
6.焼いた鶏ガラを寸胴Bにいれる.
  野菜スープで鶏ガラの出汁を取る感じ.ここでもアクをこまめに取ります.
  但し,焼いてあるので殆ど出ませんが.
7.鶏ガラを焼いたときに出た油はすべて鍋Aに.
8.鍋Aを中火で水分が飛ぶまで煮る.
  しゃもじで底を掻いたときに,鍋底が見えて水分が集まらないように成るまで我慢.
7.手羽元にタンドリーパウダー,カレーパウダーを振り,オーブンで焼く.
8.鍋Aにカレー粉や好みの香辛料を加え火に掛けながら混ぜる.
9.鍋Aにフードプロセッサで粉にした鰹節を小さじ1加える.
10.コンソメを鍋Aに加え,よく煮る.
  とろみを出すのであれば,ここでかなりよく煮る必要がある.
  手羽元を焼いた時の油も当然鍋に入れます.
11.塩をひとつまみ入れ,手羽元と,先に煮たジャガイモ,にんじんを加えて一煮立ち.

手順10でよく煮るかどうかで,とろみのあるカレーになるか,インド風のさらっとしたカレーになるか,調整できます.

少々手間が掛かりますが(コンソメの作り方としては略式),丁寧に作れば金色に輝く透明のコンソメを手にすることが出来ます.コンソメは2Lが1Lくらいに成るまで煮ますが,余ると思います.スープを作るなり,鰹節を粉にして入れずに,このコンソメで出汁を取ると,ラーメンスープに最適です.

「面倒くさいからカレー」などと云わせない.大変な手間の掛かる料理ですが,これだけで美味しいカレーが作れることを保証します.是非おためし下さい.色々混ぜたカレーを鬱陶しく感じるほどシンプルで,素材の味をしっかり味わえます.

2007年10月08日

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Flower Galleryを追加

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Flower Gallery 03(拡大)

Remasterd Galleryの追加をサボっていましたが,Flower Galleryの02/03を追加しました.普段持ち歩くコンパクト・カメラがIXY1000に変わってから,暫くは納得のいく写真が撮れませんでした.やはりカメラの癖が有る程度掴めないと,巧く撮れない事を痛感しました.漸く慣れた頃には新しい機種が出ていたりするわけですが...

赤い鮮やかな写真が増えました.コスモスの朝焼けを受けた写真は朝露が降りていて,ちょっと気に入っているのですが,如何でしょうか.一緒にアップしたFlower Gallery 02は春から初夏,03は秋の写真が加わっています.

考えてみると,あまり秋の写真は撮っていないようです.秋は派手で,野草という感じではないからだと思いますが,今回の写真は気に入っているので,多少派手な外来移入種や園芸種の野生化種なども,これからは撮っていきます.

今年は仙石原にススキの写真を撮りに行きたのですが,どうなりますか.

2007年10月07日

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秋の写真をどうぞ

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コスモスが見頃(拡大)

湿度も低くなって気候も良くなりました.先週の雨続きの憂さを晴らすには絶好の日和です.今日は交換したペダルの具合,特にビンディングの感じを掴むために,お馴染みの江ノ島コース.今日こそは止まらずの60km狙いです.

境川沿いは秋の花が見頃を迎えていました.先ずはコスモスです,見渡す限りという感じには成らないので写真はアングルの工夫が必要です.ベニバナコスモスの群落もあるので,その当たりも狙い目かも.一眼レフを持った人も何人か見ました.今日は良い写真が撮れそうな天気です.

さて往路はジョギングをするひとが多く,やや走りにくい感じが,それもで走り始めるとビンディングのことを忘れてしまい,いざ止まろうとしたときに何度か焦りました.右のクリートをもう少し前に出して,内側に寄せた方がいいかもなどと思いながら,広い県道を使って引き足を使うと,30km/hを超えるまでの時間が短縮されました.

今日の最高速度は下り坂ではなく,平地で出した38km/h.それほど思い切り漕いだ感じではありません.ギアもトップから4枚目なので,まだかなり余裕があります.ただ引き足を意識して,キレイに足の回転を使うと,疲れるのも早いことが判明.結局は体力勝負か.今日は距離を稼ぐ予定なので,最高速度挑戦はまたの機会に.

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ヒガンバナ(拡大)

江ノ島で栄養補給の小休止でタッチダウンリターン.相変わらず134号は交通量が多く右折は一苦労です.帰り道は今までで一番多くの自転車とすれ違いました.ショップ・ツアーらしき集団と3つすれ違いましたが,ひと組はきちんと一列に成っていました.もうひと組は先導者の右折の仕方が交通ルール無視で,すこし気になりました,最後は狭い道で横に並んで走る自転車乗りの風上にも置けない大馬鹿者.GIANTのおそろいのシャツを着ていましたが(オヤジのおそろはきもい,モーホの人かもひげ面だったし).ブランド・イメージまで悪くなりそう.

本日の予定は62kmを走行時間2時間30分,トータル3時間の予定でしたが,走行距離61km,走行時間2時間40分,トータル3時間ちょうどでした.

2007年10月06日

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SHIMANO PD-A530にペダルを交換

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PD-A530(拡大)

ロードバイクが来る前に,ビンディングに慣れておこうと思い,今乗っているクロスバイクのペダルを換えることに.久しぶりのロード車で慣れない内に,さらにビンディングは初めてなので,それまでにせめてビンディングに慣れておこうと云うことだ.それに引き脚が使えれば,もう少しスピードも出るかも知れない.

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クランク裏側のねじ穴

買ってきてさあ付けるぞと思いきや.ペダルレンチでは外れなかった.TIOGAのコンパクトなペダルを使っていたのだが,付け根は丸い円錐型でクランクの裏にある六角を回さなければならない.家にあった6mmのレンチはどれも10cm程度で力が入らない.ペダルの取り付けは350kgf/cm以上のトルクで締めるのが普通.

とても10cmの六角レンチ(自転車乗りはアーレンキーと呼ぶが)では力が入らない.ホームセンターで工具を探したが,20cmくらいが最長のようだ.せめて握る部分が太くなっていればよいのだが,レンチは全部同じ太さ.当然6mm角なら全体が6mm.

普段絶対に使わないような馬鹿力を出すために,アドレナリンを出すべく気合いを入れて.それでも1時間おきにチェレンジして,4回目でやっとねじが緩みました.めでたく外したのが下の写真.

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大きさの比較

PD-A350片面はフラットになっている,自転車を多目的に使う場合には最適で,最近売れ行きが良いとのことだ.小さなペダルが好きなので,些か大きさが気に入らないが,この際仕方がない.何れにしても自転車の重さが増える方向の改造は気にくわない物だが.

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取り付け後

今度のペダルはペダルレンチが使えるのでひと安心?いや,まだ仕事が残っていた.PDAのアジャストボルトを取り敢えず最弱に.さらにクリート位置の調整を行わなければならない.これもシューズを履いて試しては調整の繰り返し.

なんとかポジションは決まったが,実施に乗ってみるとまたちがうのだろう.今回は左右どちらに振っても外れるクリートにしたが,かかとを外に開いて外す癖を付けた方が,いざというときに無意識に外れるのでいいらしい.

ここまでで夜も更けてしまったので,ビンディング初体験の感想は後日.