SUUNTOのコンパス
SUUNTO(スント)と云えば,言わずと知れたフィンランドのコンパス・メーカーである.スクーバ・ダイバーもSUUNTOのコンパスにお世話になっている方も多いだろう.かく言う私のように方向音痴だと必然的に世話になる事が多い.軽登山などをする際には必需品であるが,今は自転車でルート開発をする際にも必要であることがわかった.
ハンディタイプのGPSを持っていれば必要なさそうに思えるが,実はそうでもない.常にGPSをONにして,移動している場合は問題ないだろうが,要所要所で確認のために使おうとすると,方向が微妙な場合があるのだ.使い方が悪いと云ってしまえばそうだが,二時間もONにしていられないし,もう一つ自転車でハンドルに取り付けたとしても,とても昼間の明かりの下で見える物ではない.
従って北の確認が必要になる事があるのだ.ついでにハンディGPSのMIO C325の使用後の評価をするなら,「値段にしては使える」といったところか.日本のメーカーもこの手の製品を出し始めたが,値段は倍だ.そもそもGPSにワンセグ受信機能や,MP3の再生機能が必要なのだろうか.
MIOを知る前は,真剣にトレッキング用のハンディGPSを買おうかと思っていた.受信感度は比較にならないが,大きさは携帯電話程度だ.これだと方向なども絶対的に信頼できるのだが,15万近くする.
さて,フィールド用のコンパスを使ったことのない人のために使い方を紹介しておこう.
1)コンパスのメジャー部を地図上の現在位置と目的地を結ぶ線上に合わせる.
2)ベゼルを回して,Nの表示を地図の北に合わせる.
3)コンパスを自分の前に水兵に持つ.
4)ベゼルのNに磁針のNが来るように自分が廻る.
以上でコンパスのベースプレートの矢印が示す方向が,自分の進むべき方向である.
ちなみにコンパスは消耗品である.暫く使っていると微妙にずれてくる.また方向を維持する安定性が下がり,磁針がふらふらしてくる.ダイビングのコンパスは海水中の鉄分やイオンの影響でさらに狂いやすい.もっとも水中は移動距離がごく短いので,精度は重要ではないのだが.
いずれにしても,地図とコンパスを持っていると云うことは,大いに安心なのである.
SUUNTO
A-10
Recreational Compass
¥1,800