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2007年07月28日

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Mio DigiWalker C325 - Compact Navi -

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C325(拡大)

私は方向音痴である.従ってバイクのようにその場で引き返せる乗り物以外は乗らないようにしている.自転車においても,新しいルートを開発するには地図とにらめっこしてからでなくては,とても走ることは出来ない.「試しにこの道を行ってみよう」なんてことは絶対に出来ない.

そこでコンパクト・ナビである.日本ではNAVIというと,非常に高機能で,かつ高価なものになっている.携帯電話でもそうだが,これは実は世界の趨勢とは些か違うのである.海外では最低限の機能で,値段も安い「コンパクト・ナビ」というカテゴリーの市場がある.

本日紹介する台湾製のMio DigiWalkerも日本では知名度が低いが,欧米ではそれなりに売れている.CPUはSamsung 2443-400MHz,OSはWindowsCE.net5.0,画面サイズは4.3型,2GBのフラッシュ・メモリ内蔵で,必要性を感じないが画像表示機能や,MP3の再生機能もある.(写真右,P902は大きさ比較のため).

PDA機能がないのも,思い切った機能の切り捨てで,その分値段を安くということだろう.災害時の避難支援情報や,住所検索,電話番号検索などがあり,ナビゲーション・モードも自動車/自転車/徒歩と対応している.

当然VICSには対応していないが,これで充分である.通常10万~15万以上のカーナビと較べ1/3程度で手に入る.まだ実際にナビをしていないが,早速自転車のルート開発に使おうと考えている.

2007年07月26日

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香箱組んで昼寝して(16) - 注射の季節 -

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困り顔の「ぴ」(拡大)

毎年7月に注射をしている.相も変わらずその度に「体重が」と言われてしまう.今年は煮干しがお気に入りで,いつもの年よりは餌を食べている感じなのだが,200gほど昨年より落ちていた.体重4kgほどなので,200gは結構大きいかも知れない.それでも昨年の写真を見ると頬がこけているので,昨年よりは充実しているように思えるが.

今年は新しく入った若い医者だったが,見方も丁寧で,小さな事も指摘してくれた.「目やにが緑色をしているので感染症が疑われる」ということで,抗生物質の目薬を射してくれた.右眼の涙管づまりは相変わらずで,最近は涙ではなくべとべとした目やにが出ていた.

意外に効果があり,今朝は緑色の目やには出ていない.ついでに目薬について聞いてみたら,生食(生理食塩水)の目薬を出してくれた.

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処方された目薬

よく見ると人間様用の目薬だった.人工涙液マイティアは乾き眼で処方される.特別な成分が入っている分けでもないのに,何故か市販されていない.まあ今まで使っていたオプティクリアよりは良さそうなので,取り敢えずこれを使って,補充はソフトサンティアというのが,同じ目薬の市販品らしい.

結局防腐剤の入っていない人工涙液タイプがいいらしい.しかし動物用に売られているオプティクリアは123mlで¥2,400もする.いやソフトサンティアは20mlで¥600だから,こちらの方が高い.代替品を探しているときに見た某掲示板で「唯のホウ酸水なのに高い」などという与太話で盛り上がっていたが,製品の値段が材料費だけだと考えているなんて,まあ子供なんでしょうねぇ.

実際に高いかどうかは判りませんが,無菌状態の生産ラインの建設,維持するコストとかも必要なんですがねぇ.当然流通コストも...「働いている」社会人がこんな書き込みしていないとは思いますが,日本の教育に問題が有りそうですね.

2007年07月24日

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匿名性のない電子マネーは有りか?

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nanacoのパンフ

毎朝コンビニで野菜ジュースなどを買っていると,小銭の用意が面倒に感じる.セブンイレブンやイオンなど小売りネットワークを持つ企業が相次いでシリコン・マネーに参入し,この度nanacoがシリコン・マネーの使用金額として最高を記録した.小銭の心配をしなくても良いので使おうかと思ったのだが...

電子マネーの本来のメリットは「匿名性」である.紛失した場合や,盗まれた場合,不正利用されてしまう危険性はあるが,被害は限定的で,個人情報が流出しないと言うことが最大のメリットなのだ.電子マネーの先駆けであるJR東日本のSUICAや,私鉄のPASMOは,定期券を併用する「記名型」で無い限り,この匿名性が維持される.イオンのWAONも同様のようだ.

ところがnanacoは完全記名式である.申し込みには『必須項目』として,氏名,住所,メール・アドレス,住所,性別,電話番号,生年月日があり,必須ではないが職業まで記入項目がある.利用規程を読むと,つまりマーケティングに貴方の電子マネー利用履歴を流用して,ダイレクトメールが届きますよという事が書いてある.

最近学級名簿に電話番号を書くのを嫌がるというような非常識な,行き過ぎた個人情報保護意識がある一方で,こういった購買情報には至って無頓着なのはどういう訳だろうか.これは電子マネーだけではなく,ポイント・カードなども同じである.

クレジット・カードと複合型のポイント・カードや,電子マネーでは,先のnanacoの申し込みに必要な項目の他,年収や家族構成,預金残高から給料日まで判ってしまう.さらに女性の場合衛生用品などをこういったカードを利用して買うと,周期まで読まれてしまう.こんな情報を野放しに企業に蓄積されるのは私には耐えられない.

そのためポイント・カードなどは限られた物しか持っていない.特に生活の内容が把握されやすい,食品や生活用品に関しては使わないようにしている.当然nanacoの利用もあきらめた.名簿に住所や電話番号を書くのは,必要性が理解できるが,普段何を食べているとか,嗜好性をただで企業に渡すほど無神経ではない.

2007年07月22日

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グリーグ/シューマン ピアノ協奏曲

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Grieg/Schumann Piano Concerto S.Richeter

久しぶりにこのCDを聴いた.リヒテルはいくつか他の追随を全く寄せ付けないような超絶的な録音をのこしているが,このロマン派を代表する2曲はそうした,比較対象さえ思い浮かばない様な録音のひとつである.ここにおけるリヒテルはまさに完璧で常に冷静なテクニックと,美しい詩情という二面性を明確に顕している.まさにリヒテルの真骨頂とも言える.

冒頭から強引,あるいは傲慢とも言える程の引力でテンポを支配するグリーグ.それに対しオーケストラの色合いと同化したようなシューマン,これは曲の正確を良く表しているようにも思える.果たして計算なのか,曲の性格から自然に弾き分けているのか,それは判らないが見事な物である.

マタチッチといえば,N響の常任指揮者をしていたこともあり,なじみの深い指揮者である.どちらかと言えばぐいぐいとオケを引っ張るような指揮者だと思っていたが,ここでは見事なまでのサポート役を演じている.チャイコフスキーを録音したときのカラヤンとは雲泥の差だ.

この88年発売のCDでは,ピアノの音が若干籠もったような音に聞こえる.リマスターした盤では如何だろうか.しかしそのような僅かな瑕疵は問題にならない名盤である.もしリヒテルを初めて聴こうというなら,ヴィスロッツキと録音したラフマニノフに並んで,絶好の一枚で有ることは間違いない.

Piano : Sviatoslav Richter
Conduct : Lovro von Matacic
Orchestra : Monte Carlo National Opera Orchestra
Recorded : 1974/11/25-30
EMI

2007年07月15日

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マンゴーと台風と - 夏の風物誌 -

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宮古島のマンゴーのお取り寄せ

さて一年が経つのは早いもので,もうマンゴーの季節になりました.それにしてもどうしてマンゴーが届く時期になると台風が来るのか,台風が来るから収穫をしているのか,後者のような気がしますが,今年もマンゴーは台風とともに我が家に届きました.もっとも発送は12日で,15日の受け取りなので,一日半ほど遅れたようです.

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マンゴー(拡大)

さて7月上陸で観測史上最大級といわれた台風4号(マンニィ)も,関東に接近する頃にはすっかり温和しくなっていました.そもそも関東に近づくと,富士山と箱根の山が障壁となるので殆どの台風が小さくなってしまうのですが.雨も寧ろ台風に刺激された梅雨前線による雨の方が酷かったようです.九州地方の方にはお見舞い申し上げます.

今年の天候では出来はいかがかと思いましたが,農家の方のご苦労が実り,今年も大変甘いマンゴーでした.この時期沖縄の空港を利用するときに,おみやげやを探すと7~8cmの大きさのチビマンゴーを売っています.

飛行機に乗る前に買い込んで,フライト中にもそもそ食べていると,多くの乗客に「何処で買ったの」と聞かれるのですが,甘いにおいをぷんぷんさせるのは,マナー違反ですね.臭いで客を誘うワッフル屋台の卑劣な商売に似ています.しかももう買いに戻ることも出来ないという嫌がらせのような...

おみやげもお取り寄せも事前のリサーチが重要というお話でした.

2007年07月08日

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ビンディング・デビュー...に備えて?

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クリート取り付け後(拡大)

○十数年ぶりにロード・バイクに復帰しようと物色しましたが,Sサイズなので「吊るし」のロードは多少サイズが...特に欲しいブランドになるとなおさら.更に理解に苦しむのはサイズが小さいイコール,グレードが下ということ.ならばいっそフル・オーダーしてしまえと,ちょうど近くにCHERBIMさんがあったので,ボーナスをつぎ込むつもりで...

店長曰く,「700cは譲れませんか?」,小輩「もちろん」,「まあ勿論出来ますが,もっと小柄な女性のも作っていますから.でも多少難しいんですよ」,「是非悩んでください」.店長がこだわったのはクランクを160にしませんかと,なかなか熱心に...「5mmですがねぇ」...まだ言ってる.

SHIMANOのコンポで160があるのはかなりグレードが下.フル・オーダー・バイクにおいて完璧な乗り心地も重要だが,実は見た目の満足と,所有の自己満足も重要なアイテムである.コンポのグレードを落とすのは嫌なので,丁重にお断りすると,「ホイールが当たっても良いですか?」「何処が」「つまりクランクというかつま先が」「...?」「まあUターンするときとかですが」

要するにTTを短くするが,全体のバランスを保つとそうなる予感がするという事らしい.以前HPに載っていた小柄な女性向けのフレームはいささかバランスが妙だった.しかしどう見てもつま先が前輪に当たるような感じでない.と言うことはオーナーが当たるのを嫌がった結果だろうか.

兎に角出来上がりは4ヶ月先,どんな自転車になるかお楽しみ...ペダルもSPD対応にしたので,冒頭のシューズ.気が早いだろうという気もしますが,きっと今用意しておかないと,受け取りに行くときに普通の靴で行ってしまいそうな気が...

2007年07月07日

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ボーナス記念にステーキを

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焼き上がり(拡大)

健康のためには油は控えたい物だが,油を摂らなさすぎると,体がだるくなったり,冷えたりする.ということでまあ控えめのボーナスも出たことではあるし,普段は買わないステーキでもいただきましょう.外で食べるとほどほどの肉でも大変良いお値段が.しかも油ぎとぎとに焼かれたのでは堪りません.まして良い肉になると,とてもとても外食は出来ません.

その点自分で焼けば肉のグレードを上げられるし,油を使わずに焼けます.問題はソースですね.今日は超簡単に美味しいステーキ・ソースを作りましょう.

材料:
1.ステーキ用牛肉 お好きなように
2.トマト 半分(薄くスライスしておく)
3.にんにく 1片

調味料:
1.塩,胡椒
2.赤ワイン
3.乾燥バジル
4.オリーブオイル

まずにんにくを薄切りにして,オリーブオイル大さじ1で,チップを作ります.オリーブオイルは温度を上げすぎないよう,中火でゆっくり加熱します.にんにくに色が付いたら鍋から上げて,強火にして肉を焼きます.予め両面に塩胡椒を振っておきます.肉は焼きすぎないように,強火で表面に焦げ目が付いたら返します.裏も同様に焼きます.

肉を上げたら,同じ鍋にトマトを入れ強火で加熱,焦げ目が付いてきたら,ワインをひと降り,乾燥バジルを少々入れ,フランベします.好みで塩,胡椒,トマトに酸味が足りない場合,バルサミコを小さじ半分入れても良いでしょう.肉が冷えない内に手早くするのがコツです.

できあがったソースを肉にかけて,にんにくチップを載せれば出来上がり.トマトは形が残っているくらいで充分です.甘みの強いトマトより,酸味のあるトマトが向いています.肉は表面を香ばしく,中をレアに焼ければ文句なしです.

アレンジとしては,水で戻した乾燥トマトを包丁で叩いて入れると一層風味が増します.

2007年07月01日

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風車祭(カジマヤー)

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風車祭 池上永一著

沖縄の話である.戦争の話でもなければ,美しい自然の話でもない.生ゴミ入れの生ゴミをあさる怪しいオバァや,6本脚の豚,美女の幽霊という登場人物に翻弄され,6本脚の豚(雌)と「するはめになる(何を?)」気の毒な高校生のお話である.このように書くと如何にもコメディーっぽいが,後半はスペクタクルな...

池上氏は94年に「パガージマヌパナス」(我が島の話)で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し,デビューした.この700ページを超える小説は98年の直木賞候補にもなった.沖縄が持つユタという巫女(シャーマン)を中心にした宗教的伝統と,現代の沖縄の落差,そしてどういう訳かそれらが渾然一体となっている「沖縄文化」を自嘲っぽく書いているが,実は沖縄を見つめる作者のまなざしは暖かい.

話はおもしろおかしく,やがて哀しい,現代の沖縄を過去と結びつける伝説やサブカルチャーに満ちている.奇想天外な物語が実にテンポ良く展開し,読む物を飽きさせない.沖縄の言葉に慣れていない人はまるで外国語の本のように感じるかも知れないが,そのウチナーグチがこの物語の重要なアイテムでもある.

247年前,島を襲った津波で死んだ良家のお嬢様「ぴしゃーま」の幽霊に出会い,まぶい(魂のような物)を落としてしまった高校生「武志」.幽霊が成仏するために,247年前のあの日をやり直させようとする武志と,まぶいを取り戻させるために奮闘する武志のおばぁと,彼女?の睦子のはた迷惑な物語なのだが.八重山の伝承を基にしているため,沖縄特に八重山の文化に深く根ざした話になっている.

独特な「島時間」のテンポと,臭いが沖縄好きには堪らないのだが,不思議な浮遊感や夢のような不確かさは,宮崎駿がアニメ化したら面白かろうと思わせる.

ちなみに我が家の猫の名は,ここからとった.ぴしゃーまとは,お嬢様を意味する八重山の古語である.かじまやーとは97歳の誕生日のお祝いである.