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2007年04月29日

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今週の写真から

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菜の花(拡大)

4月に入ってから天気が悪く,なかなか菜の花を撮す機会がなかった.菜種梅雨とはいうが,風が強くとても春雨などという風流な感じではない.おまけに気温の低い日も多く,暖冬のせいで早めに推移していた草花の様子もここに来て辻褄が合ってきたようにも思える.

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イチョウの雌花

銀杏も花の付き初めは随分早い樹もあったが,結局盛りは例年ぐらいになったのではないだろうか.ただ咲き始めから最盛期までの期間がだらだらとなって,雄花と雌花のタイミングが少しずれていたように感じられた.ギンナンが不作になりそうだ.

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イチョウの雄花(拡大)

雌花の写真は見づらいがよく見るとブドウの房のような花房が見えるだろうか.写真を撮っていて気がついたが,毎年銀杏の実が付く樹の数より,雌花が付いている樹が多いようだ.イチョウは非常に古いタイプの植物なので,繁殖戦略がまだ洗練されていないためかもしれない.

2007年04月28日

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Janis Joplin / KOZMIC BLUES

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Janis Joplin / KOZMIC BLUES

閉店するCDショップの閉店セールで見つけた一枚である.「閉店売り尽くし」などと言っても,チェーン店だと売れ筋の商品はいち早く別の店舗に遷してしまうし,よしんば本当に閉店する場合でも換金価値が有れば閉店セールで投げ売りする必要もない.以前別の店では,値段が下がる前の日に焼けたDVDを3割引といって売っていたが,現在の値段よりまだ高かった.

そういうセールで掘り出し物を探すには根気が要るものだ.まさにこの一枚はその根気がもたらしてくれた.一応ちゃんとしたCDショップなので,海賊盤ということは無かろうが,メーカーを示す表示はパッケージの何処にもない.

いろいろ探してみると,2枚組でKOZMIC BLUESを冠したDVDが米国で出ているのだが,内容が違う.パッケージも安っぽいので,少し不安になる.値段ももともと¥2,400と比較的安かったが,さらに2割引で買えた.

さて内容だが,様々なツアーやテレビ出演時のビデオ,それとスタジオでの録音風景である.もともとオリジナルの曲が沢山あるわけではないので,同じ曲が様々なテイクで繰り返し入っているが,なかでも「Summer Time」がリハを含めて4回も入っている.

画像も録音も酷い(本当にホームビデオ並みの画質)が,Cry Babyや,最後に入っているSummer Timeなどは思わず引き込まれてしまう.彼女のカリスマ性と麻薬のような魅力のあるハスキーヴォイスが炸裂している.

ビリー・ホリデーやサラ・ヴォーンなどジャズの名歌手達に歌われたSummer Timeだが,作曲者のガーシュウィンはジャニス・ジョプリン版を聴いたらなんと言ったであろうか.肌が粟立つほどの戦慄を覚えるような素晴らしい歌である.

1967から1970年まさに死の直前までの晩年の映像で,25~27歳であったはずだが,張りのない肌や,緩んだ皮膚,リハやスタジオでは生あくびを繰り返し,痛々しい感じも見て取れる.WoodstockのWork Me Lordは「Unreleased」とあるがどうだろうか,確かにWoodstockのLive映像には無いようだが.

こういう掘り出し物を探す楽しみを考えると,やはりCDショップが巷から無くなるのは残念である.

2007年04月22日

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競馬の血統学 - サラブレッドの進化と限界 -

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競馬の血統学/吉沢穣治 NHK出版

お笑い芸人が800万もの馬券を当てて,競馬が再び注目を浴びそうな勢いだ.しかし,競馬をただのギャンブルと思ったら大きな間違いだ.競馬は血統のレースである.レースの距離,天候,馬場状態によってそのレースに勝つ馬の予測は,血統を抜きにしては語れない.実は現在のサラブレッドは遡るとたった三頭の種牡馬の血脈に収斂する.競馬の醍醐味はその遺伝子の配合を占う知的な遊びなのである.

ダービースタリオンというゲームをご存じの方も多いだろう.血統を掛け合わせ,最強馬を育てるゲームである.このゲームも先の書いた三頭の系譜に従ってゲームが組み立てられていた.この本は10年ほど前にNHKの特集番組で取り上げられたので,記憶している方もいるだろう.

近親交配によって強い馬を作った黎明期から,現在に至る名血の系譜を解き明かし,強い馬を作る可能性について言及している.そしてその背景には,重賞レースの出走馬の殆どがサンデーサイレンス産駒であるという,血統的な危機がある.

本書は伝説の良血セントサイモンや,ハイペリオンから,煮詰まる血統に雑草の血脈を注ぐことで生じた最強の血脈ノーザンダンサーなど,数々の伝説となる馬の系譜を解き明かしている.

中央競馬会から血統を記録したデータブックなども出ているので,この本を読んだ後に,それらのデータを見ながら競馬中継を見ると,知的好奇心が刺激されること請け合いである.競馬の本当の面白さを堪能したい方にお勧めしたい.

競馬の血統学 サラブレッドの進化と限界
吉沢穣治 著
NHK出版
ISBN4-14-080350-9 C0075

2007年04月21日

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コルトレーン/至上の愛

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John Coltrane / A Love Supreme

ここに来てCDショップの閉店が相次いでいる.CDシングルの売り上げがついにダウンロードに抜かれたらしい.またCDを買うにしても,万引き対策に悩むショップよりも,在庫の必要がないオンライン・ショップの方がビジネス・モデルとしても成立しやすいのだろう.しかしそれでは,書店の場合もそうだが,出会いがない.今日のこの一枚もそうだ.

最近SACDが盛り上がっている.1999年に発表されて以来,あまり普及しなかったが,これもPlayStation3の効果だろうか.家電量販店のYカメラは,音楽コンテンツ,特にクラシックとジャズに関しては驚くほどセンスのない品揃えをしている.おそらく専門的な知識を持った店員を置かないためか,売り上げを侮っているのか.私の知る限り,クラシック・ファンのCD購入枚数はかなり多いのだが.

そのような店で,SACDのコーナーが充実し,クラシックやジャズ,ロックの名盤がSACD化されるようになった.Blu-Ray Discなどは,フルHDのテレビを買わなくては見ても有り難みがないが,SACDに関してはある程度楽しめる.

かつて判ったふりをしてレコードで聴いていたこの曲も,SACDで聴いて改めて驚いた.この至上の愛に貫かれる「静寂」がそこにあるのだ.レコードでは消せなかった針が塩ビのディスクの溝をトレースするヒス・ノイズは,ここにはない.そして可聴帯域で20dBを超えるダイナミックレンジが再生する立体感のあるサウンド.まるでコルトレーンがそこに佇んでいるかのようだ.

たまたま立ち寄った店で,ふと眼について購入したのだが,PlayStation3を買って良かったと思わせるに足る収穫であった.1964年の録音とは思えない生々しい艶のあるサウンド,ベースの弦が軋む音のリアルさ,リードを流れる空気まで感じるようだ.こういう出会いは,ネット購入ではあり得ない.

SACDの実力を感じる一枚.今ならコルトレーンが判る...時間は若さを奪うばかりではない,こういう精神の熟成ももたらしてくれる.

2007年04月15日

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初夏の先触れ 島らっきょう

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島らっきょうの炒め物

初夏の野菜が増えてきました.最近は各地の独自の野菜も全国で買えるようになってきています.本日は沖縄の島らっきょうを見つけました.普通のらっきょうのように塩漬けで食べる場合もあるのですが,沖縄では普通の野菜として料理に使います.

今日は一番簡単な炒め物でいただきましょう.らっきょうは根と,先端を切り落として,塩で軽くもみます.そのまま1~2時間置いて軽く洗って,炒めます.良く鍋を熱し,少々油を引いて,強火で表面に少し色が付く程度炒めたら,鰹節を振りかけ,醤油を回しかけて,鍋を一降りして混ぜたら出来上がり.

レシピと言うほどのものもありません.ただ芯まで火が通らないように気をつけましょう.らっきょうの香りと歯ごたえが無くなってしまいます.普通のらっきょうほど臭いはありません.野菜としての効能はネギ類と同じ.体を温める傾向があります.

ゴーヤの薄切りなどと一緒に炒めても良いアクセントになります.本州では珍しい野菜ですが,お試しアレ.

2007年04月14日

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エキモ - 駅すぱあとの新戦略? -

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エキモのエントリーページ

PC用の鉄道の経路探索アプリケーションとしてかつて不動の地位を築いた「駅すぱあと」だが,携帯電話の普及によって,今や「知る人ぞ知る」程度の存在に転落しつつある.最近のティーンの間では,PCを使えるあるいは持っている人工が減っているらしい.実はティーンに限るとPCの使用率はアジアでも低い地位に転落している.これはこれでゆゆしき事態だと思うのだが,アプリケーション・ベンダーにとっては,さらに問題の根が深い.

ヴァル研究所は何を思ったか,「駅すぱあと」のユーザ限定で,写真のように携帯向けに検索サービスを始めた.はがきで送られてきた2つのアクセス・キー,ソフトの登録者番号,FOMAカードの番号まで使ってセキュリティを掛けている.

これは一体?と思ったのは,私だけではないだろう.今や数少なくなったであろう,「駅すぱあと」ユーザは,全員が首をひねったのではないだろうか.またそのサイトの内容が寒いのだ.平均経路検索とダイヤ経路検索の2つしかない.おまけに両者の違いは,ダイヤが反映されているかいないかの違いしかない.

携帯で経路検索を提供している様々なサイトでは,駅の時刻表や,宿の予約,その他様々なサービスを提供し,単純な乗り換え検索では料金も取らないところが有る.にもかかわらず,このエキモは執拗なまでに「登録者のみ」に固執し,あまり便利とは言い難いサービスのみの提供しかしていない.

ハタと気がついたのだが,ヴァルはアプリの購入者を繋ぎ止めようとしたのではないだろうか.しかしこれはピント外れではないだろうか.エキモよりも便利な他のサービスを使うだろう.むしろ,ビジネス・モデルを変えて,一般向けにサービスを行った方が良いのでは?

押しつけがましく「正規登録者のみの特典です」と言われても...「駅すぱあと」も先は長くなさそうだ.

2007年04月07日

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朝比奈 ブラームス全集

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朝比奈/新日フィル ブラームス交響曲全集

90年以降,朝比奈は大阪で二回,東京で3回,10年の間になんと5回のブラームス・チクルスを行っている.その10年の第一回目は,90年にオーチャード・ホールで行った.88年から89年に掛けて行ったベートヴェン・チクルスの成功を受けて行われた.次は94年から阪神淡路大震災を挟んで行われた大阪公演.96年に東京サントリーホール,これはシカゴ公演を挟んでいる.98年に再び大阪,これは好評を博したが録音されていない.そして,この録音2000年から2001年春にかけて行われたこの公演である.

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90年,96年の4番のパンフレット

これほど朝比奈翁がブラームス・チクルスにこだわったのは,完全な形で録音を残したかったからでは無いだろうか.79年,80年にかけてスタジオ・ライブとして,大フィルと録音した全集,90年の新日フィルとのチクルスが全集として発売されている.

大フィル盤は聴いていないが,90年の録音はいまいちである.オーチャード・ホールは生で聴いても音が平板に聞こえるので,録音ではなおさらだ.演奏も重厚ではあったが,その前のベートーヴェンが素晴らしすぎたせいか,少し入れ込んでいたように思える.

2000年に始まるチクルスは一転して,速めのテンポを取り,92歳とうは思えない若々しい,生気に満ちた演奏を繰り広げている.東京における前の2回のチクルスを聴いた者には,朝比奈のここに至る旅路が理解できたのではないだろうか.

この間に行われたブルックナーの公演についてのインタビューで,インテンポだけが自分の演奏の解ではないと言っている.翁は,「92歳の演奏」を残したかったのではなく,朝比奈その人の全てを籠めた演奏を残したかったのだろう.

ブラームスとの決別となった4番の清涼感は,格別の演奏であった.このCDの録音も残念なことにいささか平板な感じだが,当時の緊張感と,清涼感に満ちた雰囲気が見事に再現されている.

2007年04月01日

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3月のアクセスログ解析結果

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3月のAccess Log(参照)

2007年3月のアクセログ解析結果をお届けします.総リクエスト数61,995,総ページ数17,490でした.春休みに入ったせいか,再びアクセスは上向きに.ドメインは最近落ち着いてきました.検索語句は空前のバナナケース・ブーム?何処かのコミュニティで盛り上がったのでしょうか?

最近は,何かの製品や,サービス,国名などを書くと,必ずそこからアクセスがあります.散々悪口を書いたので,以前はSONYからもアクセスがありましたし,最近ではMEGASOFT,ファーストトレーディングからも有りました.

笑えるのは,「格安DVDの画質は悪くない」というサイトがいくつか立ったこと.如何にも個人のサイトというものもありますが,ドメインが怪しいサイトもあります.でも画質が悪いのは本当なので,「悪くない」というのは言い過ぎ,コンプライアンス的には「見られないことはない」程度にした方が良いのでは?もっとも20インチ以下くらいのテレビで見た場合はどうなんでしょう?

Wikiの記事の信憑性が問題になったりするように,ネット記事の信頼性が揺らぐような記事を載せるのは,ネット・ハビタットが自分で自分のクビを絞めるようなもの.引き続き,「嘘,噂,又聞き」の記事を載せないように,他山の石としましょう.