春を美味しく戴きましょう
風が強くなって心配ですが,桜も満開になったようで.春はいろいろ旬の野菜も出てきます.今日は意外な素材をイタリアンでいただきましょう.お題は筍です.イタリアンにになるのか,実は成るんです.これが,意外にオリーブ・オイルにも負けない香りも,存在感のある食感も,充分に主張してくれます.
材料
1)新筍の水煮小1ヶ(生から煮る覚悟が有れば生をどうぞ)
2)万願寺唐辛子2本
調味料
1)オリーブ・オイル 大さじ3
2)塩少々
3)黒こしょう少々
4)小麦粉少々
筍は食べやすい厚さに切って,表面に少し小麦粉を.オリーブオイル大さじ3をフライパンに入れて熱します.熱くなる前に筍を入れて,温度が上がらないように気をつけて,表面がきつね色になるまで焼きます.適当なところで万願寺とうがらしを入れて,一緒に焼きましょう.火が通りすぎるとせっかくの香りが飛んでしまうので,気をつけましょう.
仕上げに塩少々と黒こしょうを振って,香りの高いオリーブ・オイルを少しかけて冷めないうちに.意外に筍の食感と,かおりがオリーブ・オイルにマッチします.新筍の香りがないと意味のないひと皿ですから,まさに春限定の旬のひと皿です.絶対にトライする価値有り!お試しアレ.
筍の蘊蓄を少々.筍は光に当たるとえぐみが出ます.また掘ってすぐに煮てしまわないと,あっという間に香りが消えて,灰汁っぽくなります.切ったときに節の中にある白いのは,アミノ酸の一種.灰汁ではありません.洗ってはいけません.
ちなみにオリーブ・オイルも光がタブーです.蛍光灯の紫外線が当たっただけでもすぐに香りが消えて,あっという間に酸化してしまいます.買う場合も蛍光灯が当たる場所に置いてあったり,透明の瓶に入った物は避けて,購入後もアルミ箔などを瓶に巻いて冷暗所に保存します(冷蔵庫はダメ).
バージン・オイルでないピュア・オイルやボマースは,精製されたオイルとバージンオイルを混ぜてあります.熱する場合はこういったオイルを使い,料理に直接かける場合にバージン・オイルを使います.精製してあるオイルは加熱時の変質がすくなくなっています.バージン・オイルは果実のジュースなので,加熱しても120℃以下にしましょう.