MIFES8 中小ソフトベンダの誤った戦略?
MIFES8のパッケージ
マイクロソフトなど大手のソフトウェアベンダによるネット認証は,企業に対する圧力になると同時に,個人ユーザに対して些かの配慮がなされている.Officeはデスクトップと,ノートに対するインストールは許可しているし,VisualStudioなどは,ライセンス保持者が使用する限りにおいて,インストールに制限はない.これらの配慮は数の出るソフトであるが故の余裕と言えなくもない.
MIFESは「テキスト・エディタ」である.これはコンシューマ向きとは言えないだろう.一般の方でテキスト・エディタというソフトそのものの存在が理解されるか疑問だ.さらには秀丸エディタなどは¥4,305で手に入るが,MIFESはパッケージの定価は¥29,400である.
機能的にどれ程違いがあるかというと,これが些かお寒い.バイナリ編集や,マクロ機能,ファイルの比較機能などに多少の違いはあるが,マクロなどは「凄い便利!」と感じたことは無い.データ入力などの大量入力をしている訳ではないし,プログラミングやHTMLの編集で使用する場合,マクロに頼るような事はそれ程無い.
今回バージョンアップ版を購入してインストールを始めたら,「ネット認証が必要」と出てきたので驚いた.今時テキスト・エディタを購入して使用しているユーザに対する裏切りではないのか?おまけに相変わらずのしょっぱい出来で,インストーラは自動起動しないし,インストール後のデフォルト・フォルダは,C:¥のDocuments and Settingsの下のユーザ名フォルダだ.
Windowsの設定で,私はMy Documentsは,別のドライブに設定しているが,これを読み取ることすら出来ないらしい.MIFES7は英語版のOSに入れようとしたら文字化けして使えなかった.XPに対応していると言いながら,Multi Lang対応も出来ていなかった.
このプログラムを,メインPCに入れて,ノートと,仕事用のPCに入れられないとしたら,もうMIFESは二度と買うことは有るまい.テキスト・エディタは現在では,プログラマなどの開発用ツールだ.この手のソフトは使用者限定ライセンスのような形態でしかるべきだろう.
NHKの集金対象が,世帯毎でなく,テレビ毎だと言っているのと同じくらい違和感がある.
個人で使用しているPCに複数回入れる事すら出来ないのなら,せめて箱形コピーのキー操作をもっとスマートにして欲しいし,インストーラも旧版のアンインストールくらい聞いて欲しい.Multi Langにはどうだろう...しょっぱすぎて血圧が上がりそうだ.