PCを使いにくくするNorton Internet Security 2007
Nortonのセキュリティ関連ソフトウェアを長いこと使ってきたが,これが最後になりそうだ.当初ベンチャーとしてスタートした企業も,いまや大手となり.使い勝手や,使命感といった企業カラーは全て忘れ去られた.現在2006版を利用しているユーザーは2007版に乗り換えずに,更新を選択すべきだろう(来年すぐにVistaに飛びつく予定が無ければ).
2006版を使っていたが,更新サービスを更新するか,ソフトをバージョンアップするか,考えていた.悪意のある攻撃も進歩する一方なので,ここは新しくするべきかと思い,2007版を購入した.Start Guideを読むと,旧版はアンインストールしろと書いてある.更新サービス期限がまだ20日あった,嫌な予感がしたので,残り5日に成るまで,インストールしないことにした.
さて2006をアンインストールして,2007版をインストールすると,案の定更新期限の残り日数は削除され,366日となった.本来371日と成るべきであるが,要するに更新期限は2007版に対してということらしい.しかし,アンインストールした場合2006版の更新期限は引き継がれないとは何処にも書いてない.いつからSymantecはMS張りのこのような詐欺紛いの事をする企業に成ったのか.
さらに,これをインストールするとPCの起動時間が3倍近く遅くなる.さらに上記の画像のようにフィッシング詐欺防止機能をONにすると,鬱陶しい表示がExplorereの上に.色々試したが,機能をONにして表示を消す事は出来ないようだ.
さらに,さらにSPAM機能は基本的に無くなったようだ.そのことに関しても全く何処にも書いてない.ヘルプで検索すると,LiveUpdateの項に,SPAMデータがアップデートされると有ったが,これは以前のバージョンからの残滓のようだ.機能としては何処にも表示されていない.
間の悪いことに,IE7に乗り換えたら,更に鬱陶しいことになった.当サイトのWEBメールはhttpsを使用している.ルート証明を発行しているが,発行元の登録がMSのデータベースに登録されていないと,図のように,証明書のエラーなる表示がでる.
IEのプロパティで,「このサイトを信頼する」という設定を行っても,この表示は消えないのだ.全く大きなお世話である.
Sysmantecのソフトでもそうだが,最近は「出来ない人」,「使えない人」にユーザーインターフェースの軸足が移っている.大企業のソフトはマジョリティに従うため,こうなってしまうのだろう.IT知識は普通になったと思っていたが,実は知識格差は広がっているようだ.
ある程度知識と技術がある人は,こういったコンシューマ向けソフトより,シェアウェアや,ベンチャーのソフトを利用した方が良いのかも知れない.
と,これを書いている最中に,Internet Securityのフィッシング防止表示を消す方法が見つかった,IE7のツールバー管理で非表示に出来た.
なにしろ,IE7とInternet Security 2007の組み合わせは「最悪」で,インターネット環境は3割方遅くなる.おまけに,表示する前にいろいろアクセスするらしく,表示が白くなって固まっているような時間が非常に多くなった.
これでVistaになったら,どういう事になるのだろう.我が家で一番快適に動作するのはWindows2000だ.いままで起動時間の遅さが気になっていたが,今や気にならない.

