Xacti - DMX-HD1(H) -
SDカメラというジャンルはHDDビデオの登場によって,あっという間に駆逐されそうな状況になってきた.現在,SANYO以外では,SDカードを広めたいPanasonicからSDRシリーズが出ているだけだ.恐らく秋のモデルチェンジ・シーズンには無くなるのではなかろうか?但し,Xactiに関して言えば,このハイビジョン画質版以外の,ノーマル画質シリーズはよく売れているようだ.
巷でXactiを購入する人々が,如何なる用途で購入しているかは判らない.私に関して言えば,このサイトで折々の風景をビデオ・レターとしてお届けしようと考えたからだ.ファイル形式はiPodで見られるように,H.264で掲載しようと考えている.
今回は,Xactiの使用感のリポートが主眼だが,盛りを迎えた桜の様子をお届けしたい.
1.さくら(未加工ファイル 12.7MB)
2.さくら(H.264ファイル 996KB)
3.オナガカモ(H.264ファイル 1.43MB)
未加工時のビデオ・フォーマットは次の通り,MPEG-4 ビデオ,1280x720,1670万色,ACC,ステレオ,48.000kHz,29.97fps.再生にはQuickTimeもしくは適正なコーデックが必要です.
ハイビジョンとは言っても,720pのハイビジョン映像をMPEG-4で録画する方式なので,「高画質」という感じではない.ただ,コンパクト.デジカメのおまけについている,Motion JPEGの動画よりはよほどいい画像で撮れる.また静止画も,従来のminiDVタイプのビデオ・カメラの静止画像よりは,かなり良い.つまりコンパクト・デジカメとデジタル・ビデオ・カメラの間をつなぐカメラとしての必要充分な機能を持っていると言える.
1.の画像はXaciの最高画質で撮影したファイルをそのまま未加工で掲載した.2.はそれをH.264でiPod用にエンコードしたファイル.3.も同様にiPod用に加工した.花吹雪の様子を撮りたかったのだが,残念ながらまだ早かったようだ.今週末は雨になりそうなので,花吹雪は難しそうだ.
画質に関してはこのサイズのカメラで高望みは出来ないだろう.むしろ映像の専門企業ではないSANYOとしては良く健闘しているといえる.操作性も良く錬られていて,殆どの機能が直感的に利用できる.ただ,機能選択がダイヤルや十字キーではなく,ミニチュアのJoy Stickのような物なのだが,真横に操作しているつもりで,斜めに判断されてしまうケースがあるようだ.
もう一つ問題を挙げるなら,塗装がいまいちだ.デイパックの網のポケットにいれて半日持ち歩いただけで,剥げてしまった.
レンズの解像度はほどほど有り,やや暖色系の発色が強い傾向があるが,色合いもうまくまとまっている.若干AFが遅いと感じる事もあったが,このサイズでこの機能なら充分だろう.ちなみにマクロは1cmまで寄ることができる.別売のワイドコンバージョン・レンズにはマクロ・レンズもついているので,私の用途には便利がよい.
さてどんな映像を紹介していけるか,お楽しみに.