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変貌する伊豆の海

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ハナミノカサゴ(拡大)

これは,1990年の伊豆大瀬崎,外海で撮ったNIKONOS Vによるファーストショットと言っても良い写真です.伊豆に行くのに腰が重い原因の一つがこの写真にあります.いま大瀬崎でダビングを楽しんでいる人にこの写真を見せて,外海だと言っても信じてもらえるでしょうか?

水深15mほどの柵下と言えば,判っていただけるでしょうか?嘘では有りません.ほんの15年ほど前までは,15mあたりの壁がソフトコーラルに埋め尽くされていました.

外海だけでは有りません.湾内の状況はもっとひどくなっています.かつては湾内を一本潜れば必ずイザリウオが一匹や二匹は見られた物です.湾内はサツマカサゴの異常繁殖でイザリウオが激減しましたが,今はそのサツマカサゴさえ居ません.きっかけはエルニーニョだったように思われますが,誰の所為にもできません.

長くダイビングを続けていればいる人ほど,伊豆の海への足が遠のいているのではないでしょうか?

あの日と同じ伊豆の海に潜れない限り.

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