フィッティング(1) サドル・ジャーニー
購入時のサドル
自転車のフィッティングは重要な問題だ.なにより「気持ちよく」走れなければ意味がないし,長く続けることはできない.どこかを痛めたり,不快な思いをしながら走ってもつまらない.そのためには細かい調整を行い,自分の体やフォームに合った調整をする必要がある.
重要なポイントは大腿骨の付け根,ハンドルのグリップ位置,ペダルの作る三角形だ.この位置関係,バランスを自分のフォームや脚力に合わせなければならない.これは全く個人により異なるし,自転車の大きさ,種類,さらにはどこを走るのかによってもかなり異なる.
さらには部品そのもののフィーリングもある.今回は,その中でも体重がある程度乗るため,一番問題になりやすい,サドルについて考えよう.
写真のサドルは購入時についてきた物.さすがCOLNAGOだけあって,SelleがCOLNAGOのエンブレムを入れて作成したサドルがついていた.ケブラー繊維で覆ってあり丈夫だが,いかんせん堅かった.ロードレーサはかなり前方に重心が行くので,サドルは堅めが多い.またある程度堅い方が,路面の状況が判るし,レースで乗るような場合は,路面のギャップも無いので,柔らかい必要も無い.
しかし,久しぶりに自転車に乗る身には,堅いサドルは辛いものがある.そこで同じSelleのGenuine Gelが張ってあるタイプに換えてみた.下の写真がそれ.
しっくりこないというか,やはり痛いので,思い切ってかなり柔らかい,SpecializedのBG2 Sportsに換えてみた.(下写真)
結果,より不快な痛みが出た.どうも私の股関節と骨盤の尻のとがった部分の幅が狭いらしい.従って座ったときに骨盤の頂点を広げるようになるため,幅広のサドルは合わないらしい.そこで細身のモデルを探し,SelleのSanMarcoシリーズから,ASPideを選んだ.これはジェルの量もやや多く,かつかなり細い.(下写真)
結論としては,まだ痛いけれども,激痛ではないし,いままでで一番しっくりきた.サドルの幅が,骨盤の頂点より狭いので,フィット感が増した.
やはり自分の骨格や体重をよく考えた方が良さそうだ.まだ痛いのは,前後位置や高さ,ハンドル位置が決まっていないせだと思われる.
次は,サドルの位置決めに挑戦してみよう.