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蒲公英(タンポポ)の謎

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カントウタンポポ?(拡大)

大まかに在来種のタンポポをニホンタンポポ,移入種をセイヨウタンポポと呼んでいる.総苞の形状による区分が一般的だ.開いていないのが在来種,反り返っているのが移入種である.明治期に葉の形状で分類したところ,200種以上になり混乱した時期があるらしい.最近では遺伝子による区分が始まり,見た目でははっきりしないというのが正解らしい.便宜的に地域性によって,カントウ,トウカイ,カンサイと分けている.他に明らかに花弁の色が異なる種が数種あるらしい.

冒頭の写真は総苞片が反り返っていないので,少なくとも在来種の遺伝子を持っている事は間違いない.ちなみに下の写真は,翌日全体を撮影した物だ.当日咲いているときに撮れば良かった.

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株全体(拡大)

この写真で判るように,丸くて縮みの入った葉と,ギザギザの切れ込みが鋭い葉が混在している.これは交雑を示す物ではなく,もともとタンポポの葉は,いろいろな形状になるらしい.これはタンポポの種が定着したのがそれ程古くないためらしい.

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在来種(拡大)

この写真は職場で見つけた在来種らしい株.葉の形状は全て切れ込みである.遺伝子がどうであれ,少なくとも総苞が閉じているので在来種で,関東で見つけたからカントウタンポポという分類で間違いではないようだ.

それにしても総苞が閉じている株を見つけるのがこんなに困難では,そのうち在来種(の遺伝子を持っている種)は見られなくなるのではなかろうか,と思っていたら東海以西では在来種が普通に見られるらしい.セイヨウタンポポの移入が明治以降の横浜という説を裏付けているかもしれない.


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