WBC(World Baseball Classic)雑感
本日,日本は韓国を6-0で破り,めでたく決勝に進出した.試合を見ていて思ったことは,各選手が日本代表になった事で得た物の大きさだ.あの何事にもクールなイチローが,一生懸命プレーし,相変わらず分かり切った質問しかしない日本の間の抜けたインタビューに「まじめな受け答え」をしている.
チャレンジ最初の年の城島は気の毒にしても,松井や井口は出るべきであったと思う.2軍半程度の選手が多いオープン戦をちんたらやるより,どれくらい得るものが有ったことか.事実,昨年,一昨年プレーオフで厳しい真剣勝負を行ったパ・リーグが,セを圧倒したではないか.
そして,負けた韓国は気の毒に思うが,予選,準決勝を通じて,応援のマナーに疑問を感じた.普通野球の応援は交代で,攻撃側がするものだ.しかし本日の試合でも,韓国の応援団はずっと鳴り物を鳴らし,「大韓民国(でーはんみんぐ)」の応援をしっぱなしだった.予選でマウンドを掘り返し旗を立てたのもいかがかと思う.
このあたり,中国や韓国の国民の文化的に洗練されていない,野暮ったさを若干感じる.それは法律や国家権力の強さに,民主主義に徹し切れていない面を感じさせるのと同じだ.しかし逆に,彼等が文化的に洗練されてきたときが,日本の踏ん張りどころと成るのであろう.
2勝した韓国が決勝に進めず,最後に1勝した日本が決勝に進出する.まさに項羽と劉邦の故事のようで,韓国には気の毒だが,前々回のオリンピックで,日本のソフトボールもアメリカに同じ眼にあわされた.
兎に角,項羽に100敗しても最後に1勝し400年に及ぶ漢王朝の基礎を作った劉邦のように,日本も決勝で勝って欲しいものだ.
追記:
あの審判が2累塁審だった.幸いなことに日本対韓国では彼にとって利害が絡まなかったのだろう.あからさまな誤審はなかった.今回のWBCは運営から審判の選択にまで,米国有利に成っていた.6割以上が米国の審判だし,米国が入っていた予選Bグループは地区予選を一位で通過すると,その後の試合が全て1日おきに成るような日程だった.また2次リーグの組み合わせは抽選ではなく,あらかじめ決められていたり,不審は挙げればきりがない.
かの審判は米国内の様々な大会で,誤審をして首になる札付きらしい.そんな審判が選ばれていることだけでも,彼が10人目の選手として送り込まれた刺客であることは疑いようもない.
しかし,日本戦のタッチアップの件も酷かったが,メキシコ戦のホームランをエンタイトルにしてしまうのは...今後もWBCを続けるなら,サッカーのWカップのような運営が望まれる.