Radio Remote
Radio Remoteの外観
今週の無駄遣いはこれ.果たして意味があるのか?そもそもiPodでラジオを聴くというのは,iPodが提案するPodcastという新しいメディア・コンプレックスに背を向けるものでは無いのだろうか?
これまでも,サードパーティーがiPod用のラジオチューナーを出しているが,Appleが純正を出すとなると,違う意味がある.ところがどう考えても本来のiPodの方向性にはずれているように思えてならない.うがった見方だが,単にリモコンユニットを提供するはずだったのだが,企画が上滑りしてついよけいな機能をつけたという感じがしないでもない.
ただ,こういうインターフェースがあらかじめ用意されていたと思うと,iPodのハード/ソフトともよく考えてあるなと,改めて感じる.
肝心の機能だが,ラジオとしての感度はまあまあだ.やはり日本ではFMは若干ニッチなメディアなので,どこでも電波状態がよい訳ではないし,かといって街中ではビルなどの遮蔽物でノイズが乗りやすい.どうもラジオは良くはいる場所で,腰を落ち着けて聴くというメディアで,移動には極端に弱い.
まあ災害でも有った場合にプッシュ型の情報を受信する装置としては使えるかもしれない.ラジオなんて非常持ち出し袋にいれてあっても,たいてい電池が無くなっている.下手をしたら液漏れしてラジオそのものが使い物にならない場合も多いだろう.そういう意味では,普段リモコンとして使っていて,いざというときラジオになるというのは,「意味」の有ることかもしれない.
ちなみに3Gまで付属していたリモコンはクリップの向きが右開きで,男性がシャツの胸元に止めようとすると非常に不便だったが,今回は左側が開くのでつけやすい.使い勝手で言うと,購入時にラジオの基本設定がUSAになっているのを,日本に変えないといけないが,最初気がつかず88MHzからしか入らないので,理解に苦しんだ.
ちなみに日本以外の多くの国では,ラジオにテキスト情報がのって,ON AIR中の曲名の表示ができるが,日本ではこのサービスが無いので,曲名はおろか,局名ですら表示できない.この辺もラジオがいまいちな理由ではないのか?ラジオ局の設備投資を願いたい物だ.