香箱組んで昼寝して(3) -洗うべきか-
今日のぴーすけ(拡大)
洗うべきか,洗わざるべきか,それが問題だ.
猫は洗うものだろうか?通常湿地に住む虎や,マルタ島のマルタ猫など一部を除いて猫は水を極端に嫌う.ぴーすけも例外では無い.洗おうとすると,ふるえていやがり,許しを請うようにか細い声で鳴いて,潤んだ目で私を見上げる.そして少しでも高いところにあがろうと,私の頭の上に登って爪を立てる.
我が家にきて二度目に洗ったときのことだ,このときもひどくいやがったが,無理に押さえつけて洗ったら,パニック状態になり,右の耳が痙攣するようになった.もう獣医の診察時間も終わっていたので,とりあえず一晩様子を見ることにしたが,寝ようとしても暫くすると耳が痙攣し,その度にパニックに陥り走り回る.これを何度か繰り返していたら,すっかり憔悴してしまった,手を当てていれば痙攣しないようなので,やむを得ず一晩中頭に手をあてて抱いて寝た.
翌朝とるものも取り敢えず医者に行ったが,原因がはっきりしないので投薬はしない方がよいと言われ,そのまま帰ってきた,結局2~3日して痙攣は治まったが,私もぴーすけも心身共に参ってしまった.
ペットの飼育本などを見ると洗え洗えと書いてあるが,獣医師に言わせると「無理にストレスを与えてまで洗う必要はない」というのが結論のようだ.NHKのペット相談でも出てくる獣医師のほとんどが同じ意見だ.要するに,「清潔にしていればよい」ということらしい.外に出るわけでもなく,室内で飼っている猫を洗う必要は無いのだ.夏場にダニやノミを湧かしたり,皮膚炎に罹るようなことをしなければよい.これこそ飼い主の責任に他ならない.

以来,我が家ではぴーすけは「お風呂の刑」を免除されることになった,朝晩天然のアルカリイオン水(Pet Cool)をスプレーし,丹念にブラシをかけている.臭いもしないし,猫のストレスも無い.少々高いが一本買えば3ヶ月以上は使えるので,それほど負担にはならない.
飼い主にも猫にも負担になることは避けて,長生きしてもらいたいものだ.